飼い主が強い気持ちを持ってしつけることが大事

6月15日、市民の森総合運動公園にあるドッグランにおいて、『愛犬しつけ教室』が開かれました。

 

市民の森総合運動公園を管理するNPO法人マン・パワーは、ドッグランを有効利用しながら、愛犬との絆を深めてもらおうと2年前からこの教室を開催。参加者は無料で、犬の訓練に精通した講師から犬のしつけのノウハウを教えてもらうことができます。参加者に好評だった前回と同様、今回も、八戸でコンパニオンドッグのインストラクターをしている三浦敦子さんが講師を務めました。

 

教室には、市内外から8組が参加し、パグやチワワ、秋田犬、ハスキー犬などいろいろな犬種が集まりました。ほえたりうなったり、犬が警戒心を見せる中、まず初めに三浦講師が教えたのは、お座りやお手などの練習ではなく、犬同士が気を許し合うためのあいさつの仕方です。お互いのお尻の匂いを嗅ぎ合うことで、不思議と落ち着く愛犬に、思わず「なるほど」とうなずく飼い主たち。「大事なのはしかり方を覚えること。何がよくて、何が駄目なのかを飼い主がはっきり示すと犬の態度は変わってきます。飼い主が強い気持ちを持ってしつけることが大切です」と教える三浦講師の言葉に耳を傾け、教室終了後も愛犬についての悩みなどを相談し、熱心にアドバイスを聞いていました。