いつまでも健康な体で。交流・親睦も深める高齢者の祭典

  

6月28日、三沢市総合体育館で、市老人クラブ連合会が主催する健康スポーツ大会が開催されました。

 

少子高齢化が進む中、高齢者が社会に占める割合や求められる役割は年々大きくなっています。高齢者がこれまでの人生の中で培ってきた豊富な知識と経験は、地域に必要とされる大切な宝。その宝が失われないよう、高齢者の生きがいや健康の保持、地域社会への積極的参加、高齢者同士の親睦などを趣旨として毎年開催され続ける本大会は、今年で39回目を迎えました。高齢者が元気で活動していることを広く知ってもらい、多くの人に関心や興味を持ってもらうことも大切な大会主旨の一つ。この日集まった、市内各地域で活動する39老人クラブの会員約530人は、若者に負けない元気ではつらつとした姿やあふれる笑顔を見せつけました。

 

開会式では、銀座寿会の山崎さんが選手を代表し「親睦を図り、笑顔で元気いっぱい楽しみながら健康な体作りをめざします。そして優勝目指して最後まで頑張ります」と宣誓。けがをしないよう入念に準備運動した後、6つのチームに分かれて繰り広げられた全9種目は、競って楽しいだけでなく、バランス感覚や手足を器用に使う介護予防にもつながるよう考えられたものばかりです。珍プレーや好プレーを生み出しながら奮闘する仲間の姿に、各チームの応援席からは大きな声援が上がっていました。