プロの造園技術を無償で提供

7月3日、県南地区造園組合が、ボランティアで三沢市総合社会福祉センター周辺の樹木の剪定作業を行いました。

 

市内外の造園業者7社からなる同組合では、この地域貢献活動を平成16年に初めて実施。以降、毎年継続して活動は行われ、三沢市総合社会福祉センターの環境整備にプロの造園技術を無償で提供しています。今回作業に当たった10人の組合員は、同施設と、隣接する駐車場を取り囲むようにして植えられているケヤキやサツキ、マツなどの樹木を剪定しました。

 

「剪定すると、見た目がよくなるだけでなく不揃いの枝が無くなり、枝折れしにくくなる。樹木にとっても、いいことなんですよ」と手入れの大切さを話す組合員。日頃の業務などで培った経験や技術を生かし、機具を自在に扱って手際よく余分な枝を刈り込んでいきます。その仕上がりはまさに職人技と言えるもので、剪定前、不恰好に伸びていた樹木は真っすぐ均等に整いました。

 

普段何気なく目にしている同センターの樹木。こうして地域のために無償で協力する心温かい事業者の存在を知ることで、その美しさをより一層感じることができるのではないでしょうか。