地域と警察を結ぶ一大PRイベントが盛大に開催!

7月13日、青森県立三沢航空科学館で、『MISAWA ポリスフェア』が盛大に開催されました。

 

「犯罪者の検挙や交通違反の取り締まりといった警察の仕事は皆さんに知っていただいていると思うが、鑑識活動などを見たり体験する機会は少ないのではないか。警察のさまざまな活動を少しでも多く知っていただき、協力してほしい」。そう感じた三沢警察署の安達署長は警察活動のPRイベントを企画。会場となった青森県立三沢航空科学館をはじめ、米軍三沢基地憲兵隊や三沢地区で活動する多くの関係機関・団体から協力を受け、県内では初となる一大PRイベントを実現させました。初めての開催とあって、主催する三沢警察署の署員は、普段の業務や突発的に起こる事件に対応しながらも、手探りで準備してきたとのこと。オープニングセレモニーで安達署長は、協力してくれた関係機関・団体に感謝。また、署員たちを労いながら「自らが楽しまなければ、皆さんが楽しめません。十分楽しむように」と声を掛けました。さらに、親子連れを中心として集まった多くの来場者に、「皆さん、ぜひともポリスフェアを満喫していただきたい」と、歓迎の言葉を贈りました。

 

パトカーや白バイといった車両や装備品、写真パネルなどが展示された科学館ガレリアでは、署員が警察の活動をフレンドリーに解説。また、三沢地区の少年非行防止JUMPチームやリトルJUMPチームをはじめ、警察と連携・協力しながら地域の安全・安心に力を注ぐ関係機関・団体が多数駆け付け、防犯や交通安全などを呼び掛けました。オープニングセレモニー前から集まっていた来場者は、時間の経過とともにさらに増え続け、署員も驚くほどの数に。嬉しい悲鳴を上げる署員に、県警マスコットのアピーくん・レピーちゃん、『警察広報レディ』に任命された小川原湖クイーンも警官姿で加わり応援。憧れの警察服に着替えた子どもたちが実際のパトカーや白バイに乗って家族と写真を撮る、一番人気の記念撮影のコーナーでは、長蛇の列が途切れませんでした。また、館内エントランスでは、来場者が実際の捜査に使われる道具を使って鑑識捜査を体験。ガラスの板に自らの指紋を浮かび上がらせた来場者は、直に目にする科学捜査の技術に驚きと感心の声を上げていました。

その他にも、交通機動隊の白バイ走行や米軍による軍用犬のデモンストレーションを実施した『MISAWA ポリスフェア』。青森県警音楽隊・カラーガード隊と地元幼稚園児による演奏、おいらせ町劇団【笑劇】による交通安全演劇などがさらに会場を盛り上げ、大盛況のうちに閉幕しました。

 

この一大イベントは、楽しむだけではなく、身近で日々全力を尽くしてくれている警察の皆さんたちの姿とその活動を伝えてくれました。地域の安全・安心を守っていくには、そこに住む私たち一人ひとりの協力も必要。互いを知り、手を携えて一緒に地域を守っていくための大きな一歩となったことでしょう。