屋台のデザインなどを子どもたちがプロデュース 

6月22日、市民団体『MISAWA アートプロジェクト』による、『こども屋台』作りのワークショップが行われました。

 

同団体は、中心市街地を活性化させるため、空き店舗を利用して、街のうわさを集めた情報共有や子どもたちが集まり遊べる場所となる『うわさカフェ』の設置を企画。市の『協働のまちづくり市民提案事業』の一つとして、7月26日から始まるみさわ七夕まつりでのオープンを目指し、現在準備を進めています。その企画の中で、大人だけでなく、子どもにも中心市街地に興味を持ってもらおうと、『うわさカフェ』前に子ども自身が店長となって商品を販売する『こども屋台』の出店を考案。屋台のデザインから、商品の選定、値段までも子どもたちで考える全3回のワークショップが始まりました。

 

1回目の今回は、公募によって集まった34人の子どもたちが、製作する屋台ごと8つのグループに分かれ、それぞれデザインを検討。アートプロジェクトスタッフからアドバイスを受けつつ、「どうしたらたくさんお客さんが来るかな」「こうしたらきっと集まるよ」などと意見を交わしながら、屋台のイメージを絵に描き表していきました。人気のゲームのキャラクターにサッカーと射的を組み合わせた、男の子がわくわくしそうなものや、装飾にレースや花をあしらった、女の子の興味を誘うかわいらしいものなど、そのデザインは個性豊かで子どもならでは。「楽しい屋台にしたいね」と目を輝かせて構想を練る子どもたちは次々と魅力あるアイデアを生み出していました。

 

今回のワークショップで各グループがまとめたデザインを基に、アートプロジェクトスタッフが屋台の骨組みを製作。次回のワークショップでは、子どもたちによる屋台の色塗りや飾り付けの作業が行われるとのことです。