南部農村地域の衛生的な生活の拠点施設が完成

7月19日、三川目3丁目地内の同施設敷地内で、三沢南部地区浄化センターの通水式が行われました。


三沢市では、平成9年度から、農村地区における農業集落排水処理施設の整備事業に着手。三川目・鹿中地域など南部地区は、北部と東部に続く3つ目の処理区域として、平成20年度から整備を進めてきました。その翌年度には浄化センターの整備を開始。途中、平成23年3月に発生した東日本大震災によって被害を受けましたが、県をはじめとする関係機関の協力もあり、設計を変更しながらも整備を進め、平成25年3月末に完成。同年4月から供用開始となったものです。総工費は、約3億1千万円。三川目・鹿中地域の人口を十分に満たす生活排水処理能力を持ち、同地域における衛生的な生活環境のさらなる向上に寄与します。
通水式には、三沢市や青森県、工事関係者、町内会長などの来賓が列席し、同施設の安全な運転を祈願。種市市長は、関係者の尽力と地域の人々の理解に感謝しながら、「豊かな自然環境を子孫に残すため、皆さんの健康で明るい生活を維持できるよう鋭意努力していきます」と式辞を述べました。市上下水道部の今村部長が工事経過を報告した後、土地提供者と工事関係者に感謝状を授与。列席者からの祝福を受け、同施設は供用を開始しました。