飛行の原理を学びながら、手作り模型飛行機で滞空時間競う

9月8日、三沢市総合体育館で、こども模型飛行機教室が開催されました。

 

主催者である三沢市公園緑化公社は、市内公園などを管理しながら、公園利用促進のためのさまざまな取り組みを実施。今回は、併せて『おおぞらのまち』である三沢に暮らす子どもたちに飛行機への興味を持ってほしいと、作った模型飛行機を広い中央公園で飛ばす『教室』を初めて企画・開催したものです。講師を務めた日本航空協会(こども模型飛行機教室推進委員会)のスタッフたちは、「飛行機がどうして空を飛べるのか」といった飛行原理の解説に始まり、ゴム動力でプロペラを動かす模型飛行機作りを指南。参加した14人の子どもたちは、保護者らに手伝ってもらいながら、約1時間かけて何とか模型飛行機を完成させました。悪天候のため、残念ながら中央公園で模型飛行機を飛ばすことはできませんでしたが、代わりに総合体育館の広いフロアを使って、できるだけ長く飛んでいられるよう模型飛行機の翼や重心を微調整。最後に全参加者で滞空時間を競い、模型飛行機を最も長く飛ばせた岩間和馬くんほか優秀記録者にメダルなど記念品が渡されました。また、参加者全員には修了証と記念バッジを授与。自分で作った模型飛行機とともに、よい思い出となったことでしょう。