まちをきれいにしながら隊員・家族の交流促進

9月28日、中央公園などで、三沢基地幹部会による清掃奉仕活動が行われました。

 

三沢基地幹部会は、航空自衛隊三沢基地に所属する全部隊の三尉以上の階級にある幹部で結成した組織で、歓送迎会など、隊員同士はもちろん家族も含めた親睦や福利厚生を主な目的として活動。休日を利用したこの清掃奉仕も、同会の大きな活動の一つとして毎年実施し続け、会員の奉仕精神と連帯感を育てながら地域の環境美化に貢献してきました。例年は海開き直前のミス・ビードルビーチで実施してきましたが、ビーチの工事などの都合から今回は場所を変更。中央公園に集まった幹部会隊員とその家族、約200人は、公園内と公園から基地入口まで約500mの歩道や路肩などに落ちているごみをていねいに拾い集めました。他団体によっても度々清掃されているこの区域ですが、一向に無くならず、この日もたくさん落ちていた、たばこの吸い殻や空き缶、飲食物の容器などのごみ。幹部会の隊員とその家族によって約1時間かけて拾い集められ、分別後、市内業者によって運ばれた清掃センターで処理されました。

 

転勤の多い自衛隊員とその家族は、その地域に慣れるまでの苦労も多いことでしょう。幹部会担当者によると、隊員・家族が集まり一つの目的のために力を合わせるこの行事は、相互に親睦を深め、新たなつながりを創出。自らが住むまちをきれいにしながら、仕事や家庭によい影響をもたらしているとのことでした。