先人の業績を学びつつ、明るく豊かな長寿社会実現のため、さらなる活動を決意

 

▲吉川均氏:三沢市老人クラブ連合会の広報誌を「紅梅」として編集・発行し、紙面の充実に貢献

9月27日、きざん三沢において、三沢市老人クラブ連合会の創立50周年記念式典が開催されました。

 

同会は昭和38年、高齢者の仲間づくりのために、3つの老人クラブの計167人で発足。その後、加入クラブと会員を増やしながら「高齢者による高齢者のための自主組織」として、会員の健康増進、福祉・教養の向上を目的に活動を続けてきました。来年度で40回目を迎える健康スポーツ大会はその代表的な活動で、毎年600人近い会員が参加。介護予防にも通じる運動種目を楽しみながら競う会場には、会員の大きな笑い声が響いています。また、高齢者が安全で安心して暮らすための交通安全・防犯大会や各種研修会、日頃の練習の成果を披露し合う芸能発表大会やゲートボール大会など、その多種多様な活動は会員である高齢者の楽しみや生きがい、交流の機会となっています。長年にわたる活動を支えてきた多くの役員・会員の不断の努力によって加入クラブ数は39、総会員数は1,268人(平成25年4月現在)までに増え、今年、記念すべき50周年を迎えました。

現在7代目となる会長を務める西城毅氏は、種市市長、舩見市議会議長、今本県老連会長ら来賓と、会場に集まった315人の会員を前に式辞。市や社会福祉協議会、各種団体や地域の人々の力によって活動を続けられてきたことに感謝しながら、「住み慣れた地域で豊かな長寿社会の実現に老人クラブ活動、高齢者の果たす役割に大きく期待されています。創造と連帯の輪を広げ、親睦と健康保持・増進を図りながら明るく豊かな長寿社会実現のため、先輩方の業績を学びつつ、会員一同頑張っていきたいと思います」と決意の想いを伝えました。

続いて、同会に貢献してきた吉川均氏、中野つせ氏に西城会長から感謝状を授与。会場の会員たちは大きな拍手で受賞者を祝福し、その後の祝賀会では記念すべき節目に立ち会えた喜びを分かち合いました。

▲中野つせ氏:三沢市老人クラブ連合会「踊りクラブ」を結成時から指導し、健康活動事業にも貢献