地域の人々の命や財産守る防災の要。消防団が一堂に会し、意気高め英気養う

 

11月10日、三沢市総合体育館で、市消防団による『消防のつどい』が開催されました。

 

地域の人々の命や財産を守るため、多忙な仕事や家族との時間を割き、災害に備えて日々巡回活動や訓練を重ねている消防団。各地域で活動する全16分団が一堂に会し、火災が多発する冬期を前に地域防災の要として役割を確認し合い、意識を高めるのがこの『消防のつどい』です。

最初に行われた式典の中で、まず、消防団員任命以来、30年にわたって消防業務に貢献してきた第5分団の郡司秀樹分団長と第10分団の山本猛班長に種市市長から表彰状を授与。また、消防団員を長年支え続けてきた各分団の家族と、防災活動に協力した有限会社 大和保温三沢へ、同じく種市市長から感謝状が贈られました。表彰者たちを祝福した種市市長は、全ての消防団員とその家族の労苦をねぎらい、感謝。また、「消防団の果たす役割がますます重要となる中、献身的な努力を続ける皆さまの活動は本当に心強い限り。どうか『自分たちのまちは自分たちで守る』という地域防災の基本理念の下、それぞれの地域の安全のためにご尽力いただきたい」と激励しました。続いて山本消防団長は、全国的に消防団員が減少する中で三沢市消防団が条例定数320人を確保したことを、団員の積極的活動の賜物と称賛し、深く感謝。「今後とも気力・体力・技術の鍛錬に努め、安全な地域づくりのため、地域住民と一体となった活動を切望します」とあいさつしました。最後に受賞者を代表し、第5分団の郡司分団長が受賞の喜び、支えてくれた周囲の人々への感謝、今後の活動への意気を込めて謝辞。式典後は、団員によるソフトバレーボール大会が開催され、団員・家族間の交流を図るとともに、さらなる活動に向けて英気を養っていました。