歩行者の交通事故を防ぐため、反射材着用を呼び掛ける

青森県が県民を対象に昨年実施したアンケート結果によると、「反射材を普段身に付けていない」または「あまり付けていない」と回答した人は約85パーセント。「身に付けている」と回答した人は約15パーセントにとどまり、ほとんどの人が反射材を身に付けていないのが現状です。また、平成24年中に県内で発生した歩行者の交通死亡事故は27件。そのうち、夕方から夜間の時間帯が21件を占めていることから、青森県は夜間・夕方の事故防止につながる反射材の着用を勧める「青森県反射材着用大作戦」を県内各地で実施しています。

三沢市では11月22日、市、三沢警察署、三沢地区交通安全協会や安全運転管理者協会、交通安全母の会の総勢約20人がボランティアで参加し、ビードルプラザを訪れた買い物客らに反射材を無料で配布。夜間や夕方の危険性と反射材の必要性を伝えながら着用を呼び掛けました。

また会場では交通安全母の会が、キャラクター型をはじめとするいろいろな種類の反射材や、リフレクター機能付きの傘などを販売。「自分だけでなく家族にも」と、多くの人が購入していました。

 

日没が早まるこれからの時期、外を歩く時は反射材を着用し、身の安全を守りましょう。