地域活性化のため活躍する講師の言葉を刺激に、地元の魅力を探る

12月7日、まちづくり人材発掘フォーラムがスカイプラザミサワ2階のラスベガスホールで開催されました。

 

市民団体WOMEN'S VISION(ウィメンズ ビジョン)は、地域活性化のために活動している人や、コミュニティビジネスの専門家を講師に招き、地元の魅力を発見・開発する事業を企画・提案。市の『協働のまちづくり市民提案事業』に採択され、今回を含む2回のフォーラムを実施します。第1回目である今回は、秋田県にかほ市を中心に活躍し、人気を集めるご当地ヒーロー『超人ネイガー』を生んだ海老名保氏と、行財政改革や地域再生計画の立案などに携わってきた明治大学客員教授の木村乃氏を講師として招待。「正義のヒーロー超神ネイガーは何と戦っているのか」と題し、今の子どもたちに『自分の住むまちを正しくしよう』『まちのために何かしたい』という気持ちを忘れさせないために始め、続けている活動と思いを会場に集まった約40人の参加者に伝えました。

 

前半のトークセッションでは、まず、木村氏が『ネイガー』の活動を解説。ヒーローアクションを交えてマナーやルールを呼び掛ける『ネイガー』の紹介映像を流しながら、地方再生の観点からその魅力を伝えました。また、怪我を負いプロレスラーになる夢を断念するも、地域のために『ネイガー』を考案した海老名氏は、続いて、熱意と自主性を持ち "何か" を発信することの大切さを伝え、「地方の豊かな自然環境のなかで幼少期を過ごしたからこそ感性が養われ今の自分がある。都会にはない地方の良さを見いだして欲しい」と呼び掛けました。

後半は、グループ形式でのワークショップが行われ、自分たちの住んでいる地域で自慢できること、まちの人が楽しんでいる恒例行事、独特の方言といったテーマの中で参加者同士が意見を交換。地元の魅力を探り、再確認したことは地元活性化への関心を深めるよい機会となったことでしょう。

▲超人ネイガー演じる海老名保氏