年末年始を前に、飲食店に飲酒運転根絶への協力を呼び掛ける

 

これから迎える年末年始には、忘年会や新年会など、お酒を飲む機会が増え、飲酒運転といった無謀運転が発生する恐れが高まります。そこで三沢地区の交通安全団体連絡協議会では毎年この時期に市内飲食店を訪問し、飲酒運転をする恐れのあるお客には酒類を提供しないよう協力を求める『飲酒運転根絶!キャンペーン』を実施。今年も三沢警察署や三沢地区交通安全協会はじめ交通安全母の会など同協議会に加入する9団体から約20人が参加し、12月9日、三沢市交通防犯センターに集まりました。

まず始めに、集まった参加者を前に主催者である三沢地区交通安全協会の橋本会長があいさつしたのち、宮古民生部長が種市市長からの激励の言葉を伝達。続く三沢警察署の安達署長によると、三沢市管内では今年1月に飲酒に起因する交通事故があったものの、その後は飲酒運転の事故が発生していないこと。これを関係団体の協力のおかげと感謝した安達署長は「飲食店の方々に飲酒運転の反社会性や危険性、事故発生時における責任の重大性などを広報・啓発することで飲酒運転を根絶する機運を盛り上げていければ」と活動に期待し、参加者に更なる協力を求めました。

その後、センターを出発した参加者は、数人のグループに分かれて繁華街の各飲食店を約1時間かけ訪問。店主に飲酒運転根絶への協力を呼び掛け、飲酒運転未然防止をPRするポスターやチラシなどを手渡しました。