あったかい地元特産料理と幻想的なイルミネーションで刻む冬の思い出

 

12月7日、道の駅みさわ斗南藩記念観光村で三沢の冬の祭典『となみウィンターファンタジー』が開催されました。

 

午前11時、イベントのトップバッターとして幕を開けたのは『三沢冬の味覚販売』。12月から解禁されたほっき貝やイカを三沢漁協女性部が網焼きすれば、おいらせ農協ではごぼううどんを提供。産直友の会のブースには、ながいもすいとんや串餅が並び、その他にもごぼう茶やパイカ汁など三沢の特産物を使ったあったかい料理が軒を連ねました。日差しと降雪が交互に訪れる冬の日にはたまらない、ほかほかの湯気とおいしそうな香り。各ブースの飾らないきさくな人柄も地域イベントならではの魅力。料理と人の温かさが相まって、市内外から訪れた多くの来場者をあたためていました。

続いて、特設ステージでは、キッズコーラス『ミニビードル』がサンタのコスチュームで歌を披露。歌の大好きな子どもたちが集まったという同団体らしく、聴いている方も楽しくなるような素敵な歌を会場に届けました。また、この日、地域の人々と来場者が一緒になって昔ながらのきねとうすで餅つきを実施。「よいしょー」と見ている人も掛け声合わせ、大人から子ども、三沢市のゆるきゃら『ほきのすけ』まで一緒になってついたもち米は合計12キロ。ついたお餅は、きなこやあんこをつけて、来場者に無料配布され、皆つきたてのおいしさに満足そうな笑顔を見せていました。

その他にも、各種ステージショーや豪華賞品が当たる大抽選会などが行われ、辺りが暗くなってくるとイベントはいよいよクライマックスへ。種市市長ら来賓がスイッチを押すと、巨大ツリーなど会場中のイルミネーションが灯り、イベント名通りの幻想的な空間を生み出しました。さらに、ゴスペルグループのクリスマスソングで会場の雰囲気が盛り上がった後に、冬花火が夜空を彩り、この日のオープニングイベントはフィナーレ。家族や恋人、友人など大切な人と訪れた多くの来場者が、美しい冬の思い出を胸に刻んだことでしょう。

 

 

イルミネーション点灯期間

2013年12月7日~25日の16時~18時