共に過ごしてきた1年の苦労をねぎらい、喜びを分かち合う

 

12月12日、就労継続支援B型事業所の『ワークランドつばさ』で、ふれあいもちつき会が開催されました。

 

就労継続支援B型事業所とは、雇用されることが困難な方に就労や生産活動などの機会を提供し、知識・能力の向上のために必要な訓練などを行う事業所。現在、25人の障害者が利用しており、その活動には、多くのボランティア団体や地域の人々が協力しています。このもちつき会は、活動を支えてくれる協力者への感謝をこめ、また、利用者と保護者、協力者、職員の交流の機会として毎年開催される同事業所最大の行事。今年は、22人の利用者を含む61人が参加し、合計24キロのもち米を数回に分け、2組のきねとうすでつきました。

事業所職員に手伝ってもらいながら、「それ!」「よいしょ!」と掛け声を合わせ、きねを振るう利用者たちは本当に楽しそう。その姿を笑顔で見守る協力者たちは、合いの手を入れたり、つききあがったもちを切り分けたりしながら、共に過ごしてきた今年1年を互いにねぎらい、また喜びを分かち合っていました。つきあげたお餅は、その後協力者の作った雑煮やあんこと一緒に全員でいただいたとのこと。それぞれに、さまざまな出来事のあった1年ですが、「人と人とのつながりが一番大事」、そう感じさせてくれる心温まる餅つき会となりました。