このたび、多くの市民の皆さまのご理解とご支援により、市長として2期目の市政を担うことになり、改めて身の引き締まる想いであります。

 

顧みれば、4年前、就任まもなく新型コロナウイルスという目に見えない新たな問題が世界中で発生拡大し、市内の経済活動が大きく減速し深刻な状況となりました。

このような状況下にあって、市民生活や市内経済を維持し、市民の皆さまの不安を少しでも和らげるよう、市内飲食業に対する経済支援や、ひとり親世帯に対する生活支援、更には、経済的に苦しむ大学生等に対する生活支援や市民の皆さまの生活支援に対するプレミアム商品券事業など、財政規律を保ちながらも緊急対策支援事業について、市民の皆さまへ一日でも早く支援をお届けできるよう全庁一丸となって取り組んできた4年間だったと回想しております。

 

さて、私は、皆さまから寄せられました信頼と期待にお応えするため決意を新たに「次代に夢を 明日に希望を」を合言葉として、市民の皆さまとともに『未来へつなぐ 心安らぐ 国際文化都市』の実現に向け、三沢の歴史、文化、市民意識、行政組織の規模、財政力、世の中の流れ等々総合的に勘案して、できることから着実に市民ニーズに答えるため、「子育て支援」、「教育の充実」、「国際感覚」、「都市インフラ」、「雇用の場」、「共生社会」、「デジタル技術」、「SDGsの推進」という8つの柱を基本に市政運営に取り組み、三沢の特色と強みを更に磨きあげたいと考えております。

 

この8つの公約実現に向けて邁進するとともに、次の世代へしっかりと渡していくことができる、未来につながる確かな実感を、これからの三沢市のために一つひとつ積み上げてまいります。

 

今後におきましても皆さまのご支援とご協力を心からお願い申し上げまして、ご挨拶といたします。

 

 

令和5年7月       

三沢市長 小檜山 吉紀