子どもの視点や地域資源を生かしたまちづくり活動が評価

2月3日、市民団体Misawaアートプロジェクト実行委員会のメンバーが市役所を訪問し、平成25年度地域づくり総務大臣表彰の受賞を種市市長に報告しました。

 

地域をより良くしようとまちづくりに取り組む団体などの功労をたたえるこの賞は、昭和58年に総務省が創設。毎年、各都道府県から推薦を受けた個人・団体の中から、まちづくりの有識者らによる審査によって受賞者を決定します。約2年前に、地元の活性化を思う有志で結成したMisawaアートプロジェクト実行委員会はこれまで、中心商店街の空き店舗を活用して作ったコミュニティスペース「うわさカフェ」や、子どもたちが考え製作した屋台を地元夏祭りに出店した「こども屋台村」、米軍三沢基地引き込み線跡地を会場とした「MISAWA ARTRAIN」など、住民同士の交流が生まれるイベントを開催してきました。そして今回、全国各地から選ばれた計17団体の一つとして、地域づくり総務大臣表彰を受賞。中心商店街の空き店舗など地方が抱える課題を踏まえつつ、子どもの視点や地域資源を生かしたユニークな取り組みを地域と協力し、実現させたのが評価されたとのことです。同団体の田村代表は、活動に協力してくれた地域の人々への感謝を伝えながら、2月1日に長野県で行われた表彰式での様子を報告。種市市長は「(こども屋台村は)参加した子どもたちにとって思い出や将来の自信となる素晴らしい機会であったと思います」と話し、祝福しました。