言葉や文化の違いを越えて、氷上で育む日米の友情

 

3月1日、三沢アイスアリーナで『国際こどもアイスフェスティバル』が開催されました。

 

三沢に住む日米の子どもだけでなく、その保護者も含めて言葉や文化の壁を越え、交流する機会になってほしいと開催される冬季の恒例スポーツイベントに、米軍三沢基地内や市内の小学生とその保護者、約150人が参加。日米混合の8チームに分かれ、氷上ボウリング、ドリブルシュートリレー、ゴムそりリレー、氷上つなひきの4種目に挑戦しました。リレーや綱引きなどのチーム戦、しかもふんばりのきかない氷上では、個人の身体能力よりもチームワークが勝敗を握るカギ。互いに片言の言葉と身振り手振りで意思を伝え合いながら、一致団結して勝利を目指します。真剣に挑むからこそ生まれる好プレーに、他チームからも送られる拍手や歓声。そしてやはり、氷上と言えば欠かせないのが転ぶ姿で、子どもはもちろん、大人まですってんころり。言葉や文化の違いを越え、競技の中で友情を育んだ参加者たちは、気持ちの良い汗をかきながら笑顔を輝かせていました。