「より迅速で確実なガスの供給と保安確保に努めていきます」

3月26日、市役所において、三沢市と一般社団法人 青森県エルピーガス協会との『災害時における液化石油ガスおよび応急対策用資機材の調達に関する協定』締結の調印式が行われました。

 

東日本大震災後、三沢市は福祉避難所確保や、応急対策業務電気設備応急復旧などの協力協定を民間事業者と締結。大規模災害に備えてきました。そして、今回新たに、家庭用燃料として広く利用され、発電のエネルギー源としても期待されている液化石油ガス(エルピーガス)調達の災害時協力協定を推進。青森県エルピーガス協会の積極的な協力のもと、協議を行い、本協定の締結に至りました。この協定締結により災害時、市の要請に基づき、同協会に加盟する県内約600社が保有するエルピーガスの迅速かつ安定した供給を確保。さらに、ガスを動力源とした非常用小型発電機などの応急対策用資器材の調達が、市の費用負担により、可能になるとのことです。調印を交わした後、種市市長が災害時の安定したライフライン確保へ期待を寄せると、青森県エルピーガス協会の下久保常任理事は「協定締結を機に、万一の際にはより迅速で確実なガスの供給と保安確保に努めていきます」と力強く応えていました。