平成26年5月実施 市民満足度調査結果
はじめに
市政運営にあたり市民の皆様が考える課題、意見やニーズを統計的に把握するため、平成26年5月末から6月末まで2,000名の市民の皆様に意識調査(アンケート調査)を実施しました。調査では、このうち1,036名からご回答いただきました。皆様のご協力に深く感謝申し上げます。
調査結果について公表いたします。
調査概要
- 対 象:平成26年4月時点で三沢市にお住まいの18才以上の方
- 抽出方法:人口分布、年齢比率、男女比の条件を設定したうえで対象者を無作為抽出
- 対象者数:2,000名(有効回答数 1,036通 回収率51.8%)
- 調査期間:平成26年5月30日~平成26年6月30日
- 調査方法:郵送法(郵送による配布及び回収を行いました)
- 調 査 票:A4サイズ12ページ(調査票は結果報告書の最終項に添付しております)
H26年度 調査結果報告書
調査結果については、上記のPDFファイルからご覧ください。
調査報告書では、設問ごとに、性別・年代別・居住区別・世帯構成別で集計しています。また、平成23年度におこなった調査との比較も記載しています。
調査結果(概要)
調査結果について、主な項目の結果を記載します。詳細については、上記の調査報告書をご覧ください。
三沢市の住みやすさ、三沢市への定住意向
78.4%の回答者の皆さんが三沢市が「住みやすい」と回答し、19.3%が「住みにくい」と回答しています。また、76.7%の回答者が三沢市に「住みたい」と回答し、19.5%が「移りたい」と回答しています。【問7,8】
暮らす場所を選ぶ際に重視する項目
市民の皆さんが暮らす場所を選ぶ際に重視する項目は、「医療の安全さ」「働ける場所があること」「買い物の便利さ」「交通の便利さ」「高齢者・障がい者へのサービス」「子育てや教育の環境」が特に重視されています【問9/回答は3つまで選択可能】。
分野別の満足度
分野別の満足度は、「消防、救急体制の推進」「上下水道の整備」などで満足度が高くなっています。
一方、「市街地活性化の取組み」「雇用・就業の場の確保」「新たな企業の誘致」「商業の振興」「観光の振興」などの分野は満足度は低いことが分かります【問10/満足度比率:「満足している」+「やや満足している」、不満足度比率「あまり満足していない」+「不満である」として算出】。
将来の三沢市について ~ 特に積極的に取り組むべき分野
将来に向けて特に積極的に取り組む分野として「医療費などの負担軽減」「医療体制の充実」の医療分野、「企業の誘致、産業の活性化」「商業の活性化」の産業・商業分野、「福祉体制の充実」「子育て支援の充実」の福祉分野などが特に重要視されていることが分かります【問13/回答は3つまで選択可能】。
市民サービスを向上させるため、市役所が取り組むべきこと
市民サービスを向上させるため市が取り組むべきことは、特に「事務の効率化、無駄の排除」「職員の資質・能力の向上、人材育成」「職員数の削減、組織機構の見直し」とされています【問14、回答は3つまで選択可能】。
調査結果の活用
1.事業の重点化などに活用します
調査内容は、定住の意向、市が行っている様々な事業の満足度・重要度、事業の影響、皆様の生活習慣など多岐にわたっています。このうち、満足度や重要度を測る項目では、満足度が低く、重要性が高いとされている項目については、優先度が特に高い分野として。満足度が高く、重要度が低い分野については、優先度が低い分野として考えることが出来ます。
市では、この結果を市が行う様々な事業の重点化・取捨選択などに活用し、皆様のニーズに対応した市政運営を目指します。
2.事業の目標値として活用します
市が実施している事業には、事業効果を目に見える数値として測定することが難しい分野が多くあります。このため、本調査では、事業が市民の皆さんにどのように影響しているか?などについて、満足度などの心理的な数値として測定し、数値を目標値として活用します(生活習慣等についても同様に目標値として活用します)。
目標値設定については、三沢市総合振興計画 基本計画(H25-H29の5か年計画)や実施計画(毎年策定する3か年計画)などで行っております。基本計画については、こちらから、実施計画については、こちらからご覧ください。
過去の調査結果
平成24年2月に実施したアンケート調査結果については、こちらからご覧になれます。