栽培・収穫する喜びに加え、家族との共同作業など楽しみあふれる市民農園

4月12日、三沢市大字三沢字南山地内にある『市民いきいき農園』で、平成26年度の開園式が行われました。

 

市民相互の交流や健康増進、農業への理解を深めてもらおうと、市が1世帯につき1区画約3坪の農地を11月中旬まで貸し出すこの『市民いきいき農園』は、昭和63年に始まってから毎年続けられ、今回で27回目。新規参加者はもちろん、毎年参加するリピーターも多く、今年も4月12日時点で全81区画中66区画が既に申し込み済みです。そのうち約30人の参加者がこの日、農園に集まり開園式を開催。式中、参加者を代表として親子で鍬入れを行った古賀善さんは初参加とのことで、うれしそうにはしゃぐ3人の子どもたちを見つめながら「じゃがいもなどを植えて、子どもたちの夏休みの宿題にも役立てたい」と話していました。また、この日は、おいらせ農協指導課の職員も応援に駆け付け、レタス、白菜、キャベツ、ブロッコリー、長ネギの苗を参加者に無料で配布。開園式終了後には、さっそく自分の区画に移動し、慣れた手付きで畝を作り肥料を撒くベテラン参加者の姿も。作物を育てる喜び、収穫する喜びだけでなく、退職後の日々の充実や家族との共同作業など、皆それぞれに『農園の楽しみ方』を持っており、今年初めての農作業に「大変だね」と汗をかきながらも表情は嬉しそうでした。

 

空いている区画については、市ホームページで追加募集を行う予定とのことです。皆さんも『市民いきいき農園』で収穫の喜びとともにそれぞれの楽しみを見付けてみてはいかがでしょうか?