地域の人々が協力し、自転車の盗難防止に効果的な『ツーロック』呼び掛ける

 

4月22日、古間木駐在所連絡協議会のメンバーが、青い森鉄道三沢駅の駐輪場で自転車のツーロック指導を行いました。

 

古間木駐在所管内の20町内会が主体となり、市や三沢警察署古間木駐在所、三沢市防犯協会古間木支部ほか管内小・中学校と協力しながら、地域でさまざまな防犯活動を続けている古間木駐在所連絡協議会。中でも、三沢駅駐輪場における自転車の盗難が多発していたことから、4月から11月まで毎月1回、利用者に無料でワイヤーロックを配布しながら、前後の車輪に鍵を付ける『ツーロック』を長年にわたり呼び掛け続けています。今年度最初の活動となったこの日、三沢警察署の山平署長をはじめ、警察署員や防犯協会古間木支部の指導隊員、町内会長らが早朝7時に三沢駅へ集合。通学のため駐輪場を利用する高校生たちに「おはようございます。自転車に鍵は2つ付けていますか?盗難に気を付けてくださいね」などと声を掛けました。この時期には『ツーロック』を知らずに駐輪場を利用し始めた新入学生も多く、同協議会のメンバーは約1時間かけておよそ80個のワイヤーロックを手渡しながら盗難に遭いにくい鍵のかけ方を指導。この地道な活動により、駅駐輪場での自転車盗難は減少しているとのことで、活動後、山平署長は同協議会メンバーの尽力に感謝しながら、これから始まる今シーズンの活動に向け激励の言葉を伝えていました。