地域の健康福祉向上のために役立ててほしい

 

 

5月2日、長らく三沢地区医師会長を務め今年3月14日に亡くなった故小鹿雅麗氏の妻、小鹿和子氏が市長室を訪れ、保健衛生事業のためにと100万円を市に寄附しました。

 

財団法人の理事長を務める傍ら、長らく学校医や三沢地区医師会長として地域に貢献してきた故小鹿雅麗氏。生前、医療・保健・福祉の三拍子がそろうことで地域の安定と安心につながると考え、病院の運営に加え介護老人保健施設も開設するなど地域全体の健康福祉向上に取り組んできました。このたび、故人の遺志を引き継ぎ、市の事業に役立ててほしいという思いで妻の和子氏から種市市長に寄附金100万円が手渡されました。

学校医として、子どもたちの笑顔に出会うことを楽しみしていたという故人の思い出を語る和子氏。常に地域の将来を見据えながら、医療が果たすべき役割を考え行動してきた故人の姿勢を、これからも大切にしたいとのことでした。

種市市長は、受け取った寄附金を、市の保健衛生事業の更なる向上に役立てることを約束し、地域医療・福祉の発展に多大な足跡を残した故人へ感謝と哀悼の意を述べていました。