体験とおして、科学の面白さの発見や学ぶ楽しさ伝える

 

5月21日、クエスタコンと日本科学未来館、青森県立三沢航空科学館のスタッフが三沢小学校を訪れ、同校と三川目小学校の児童にサイエンスショーを行いました。

 

オーストラリア国立科学技術センターであるクエスタコンは、開館25周年を迎えたことから、施設建設費の半分を支援した日本の政府と産業界への感謝、日豪友好を祝し、日本科学未来館と協力して『2014 サイエンスサーカスツアー ジャパン』を開催。「子どもたちに科学の面白さの発見や学ぶ楽しさを伝えることで夢や希望を育み、参加者に元気を与えたい」と、共同主催者である日本科学未来館に加え、東日本大震災の被災地である宮城県と岩手県、そして青森県を巡ることとなりました。そのうち三沢市では、5月21日から25日までの5日間をかけて市内小学校を訪問し、サイエンスショーを披露。21日の午後、三沢小学校を訪れたクエスタコンのパトリックさんとルネーさんは、金属パイプや蛇腹のチューブなどを使い、体験を通して『音』の仕組みを児童たちに伝えました。パトリックさんとルネーさんのユーモアあふれるジェスチャーと日本科学未来館スタッフの通訳、そして三沢航空科学館スタッフのアシストによって、ショーは大盛況。ショーが終わった後も児童たちはスタッフを囲み、授業ではなかなか体験できない不思議な科学の世界に拍手や歓声をあげていました。

この後も市内小学校を巡ったスタッフたちは、24日と25日には県立三沢航空科学館でサイエンスサーカスを開催。実験ショーや、触ったり観察したりと来場者が体験できる30種類の展示で、より多くの人々に科学の面白さや学ぶ楽しさを伝えていました。