四半世紀続く友好関係。今年は『自動車』をメインテーマにアメリカ文化を満喫

6月1日、米軍三沢基地のゲート前周辺やアメリカ広場、三沢市公会堂、その周辺の幹線道路を会場に、『三沢アメリカンデー2014』が開催されました。

米軍三沢基地内に住む外国人に日本文化を紹介しようと開催されるジャパンデー。その返礼として平成元年から始まったのがこのアメリカンデーです。三沢国際クラブと市を主催者に、米軍三沢基地が全面協力。日米のボランティアスタッフが参加し、第26回となる今年も市内外から9万人を超える多くの人々が訪れました。アメリカンデーでは毎回異なるアメリカ文化にちなんだテーマを掲げており、今回のテーマは『自動車』。アメリカ人にとって自動車は、交通手段としてだけでななく独創性と情熱が込められた重要な文化。日本の国産車第1号にはアメリカ製のエンジンが使用され、アメリカの自動車メーカーが日本で製造を始めたことで技術が発展するなど、古くから密接な関係があるとのことです。迫力のハーレーダビッドソンや儀仗隊など盛大なパレードに続き、「四半世紀続く日米友好関係によって私たちが共有する絆は日米友好の素晴らしい手本。共に手を携えて頑張りましょう」との言葉でオープニングセレモニーがスタート。種市市長と米軍三沢基地のウィリアムス司令官はあいさつの中で、これまでの歴史を振り返りながら互いに敬意と感謝の言葉を贈り、固い握手を交わしました。その後、会場を埋め尽くした来場者は、本場のアメリカンフードやステージライブ、ダンス、スポーツなど至る所で日米交流の輪を広げ、心ゆくまでアメリカ文化を楽しんでいました。