「バスケットボールを通じて、青少年の育成、地域活性化を目指したい」

6月29日、三沢市総合体育館において、3on3バスケットボールトーナメント『三沢バスケfesta!! JCカップ』が開催されました。

主催者である三沢青年会議所は、スポーツを通じた青少年の育成と地域活性化を目指して、3on3バスケットボール大会とプロバスケットボールチーム『青森ワッツ』の選手によるバスケットボールクリニック(教室)、同チアリーディングチーム『ブルーリングス』メンバーによるダンス教室を企画。三沢市が行う『平成26年度三沢市協働のまちづくり市民提案事業』に応募したところ、採択され、事業が実現しました。この日、中学生以下と高校生以上の2部トーナメント形式で争われた3on3大会には、米軍三沢基地も含め市内外から合計24チーム、約100人が参加。いずれも手に汗握る、白熱した試合を繰り広げました。また、決勝戦の前には50人の小中高生が参加するバスケットボールクリニックを開催。プロバスケットボールチーム『青森ワッツ』の選手、北向由樹さん、小島佑太さん、下山大地さんが、ボールのハンドリングやドリブル、シュートの練習方法やコツなどを伝授していました。

中学生以下の部決勝では、堀口中学校生徒が結成したチーム『IRON HEART EAGLES』が勝利。一方、激闘続いた高校生以上の部は、米軍三沢基地内のチーム『Misawa Jets』に逆転勝利を収めた十和田市のチーム『クラブ』が制しました。試合のハーフタイムには、『ブルーリングス』メンバーから指導を受けたダンス教室参加者約21人がチアリーディングを披露する場面も。大会終了後には、優勝チーム『クラブ』と『青森ワッツ』の選手によるフリースロー対決が行われ、プロ選手に肉薄する好ゲームが会場をおおいに沸かせていました。「現在準備が進められている三沢市国際スポーツセンター(仮称)完成時には、『青森ワッツ』が公式試合をできる大会を開催したい」と語ったのは三沢青年会議所の公益事業推進室長、中塩広司さん。さらに「この事業を継続し、地域活性化につなげたい。近い将来、三沢からBJリーグに選手として出場したり、チアリーディングに参加できるようになってほしい」と今後の活動にかける決意などを話していました。