根性と粘り強さ、日々重ねる努力で勝ち取った世界選手権大会出場の切符

7月10日、大道塾五十嵐道場の五十嵐祐司代表と齊藤翔平君(三沢市立第五中2年)が市長室を訪問。5月10日に開催された『2014 全日本空道ジュニア選抜選手権大会』U16男子48kg未満の部で齊藤君が優勝を果たし、ジュニアとしては初めて開催される世界大会の日本代表メンバーに選出されたことを種市市長に報告しました。

 

兄の影響を受け、心身を鍛えるため小学校1年生から空道を始めた齊藤君は、5年生で全国大会に初出場するも初戦敗退。それでも諦めず稽古を重ね、3度目の挑戦となった昨年、『2013全日本空道ジュニア選手権大会』で初の全国優勝を果たしました。その後も王者の座に甘んじることなく、心身を磨き続け、今年5月に仙台市で開催された全日本選抜選手権大会でも優勝。その実績が認められ、11月14日から東京都で開催される『第1回 世界空道ジュニア選手権大会』に日本代表として出場することが決まりました。この日、同席したお母さん曰く、齊藤君は「根性があり、粘り強い性格。注意されたことは繰り返さない」とのこと。また、試合での平常心を保つため普段から冷静沈着。しかし、種市市長から贈られた称賛と激励の言葉には、持ち前の明るい表情を見せる場面もありました。

空手と柔道の要素を併せ持つ日本発祥の総合格闘技・空道において、組んでからの投げ技を得意とする齊藤君。約60カ国から集まる国際大会、初めての外国人との対戦を前に「蹴りのスピードをもっと早くしたい」と目標を掲げ、静かに闘志を燃やしていました。