刻々と変動する国際情勢に「緊張感を持って厳正に対応していきたい」

 

8月6日、自衛隊北部航空方面隊司令官に新たに着任した尾上定正空将と、副司令官に着任した増子豊空将補が市長室を訪問。種市市長へ着任のあいさつを行いました。

北部航空方面隊は、千歳基地と三沢基地を中心に、2個航空団と北部航空警戒管制団(レーダー部隊)、地対空ミサイル部隊、戦闘部隊などで組織され、防空任務と領空侵犯に対する措置を遂行。司令部を三沢基地に置く、北日本の防衛の要です。

尾上空将は奈良県出身で、東北地方での勤務は初めて。種市市長に8月5日付けの着任を報告し「日頃から大変お世話になっておりますが、引き続きよろしくお願いします」とあいさつしました。また、今年に入ってからはスクランブル回数も増えているとのことで、刻々と変化する国際情勢に「緊張感を持って厳正に対応していきたい」と毅然とした姿勢を示した尾上空将。既に導入が決定しているF35戦闘機の維持整備などにも触れ、「新しい分野にチャレンジしていかなければならない。防衛産業とも協力しながらやっていきたい」と意欲を見せていました。種市市長は、緊張感を伴う業務をねぎらいながら「お互いに協力していきましょう」と歓迎。「三沢には海の幸、山の幸などおいしい食べ物や楽しい催しもたくさんありますので、堪能していただきたい」と話していました。