"世界"を体験してなお輝く、アイスホッケーの星

 

堀口中学校3年の冨田開(かい)君が、三沢市アイスホッケー協会の鈴木会長らとともに市長室を訪問。アイスホッケーのU16エリートキャンプに選抜され、ロシアで行われた海外遠征合宿へ参加してきたことを種市市長に報告しました。

友人に誘われ小学校1年生からアイスホッケーを始めた冨田君は現在、三沢合同チームに所属し、ポジションはゴールキーパー。地元、三沢アイスアリーナをホームリンクとして練習を積み、U16の青森県選抜チームでも活躍しています。それら功績により、将来の日本代表選手強化を目的とするU16(16歳以下)のエリートキャンプに、全国から選び抜かれた20人の1人として三沢市から初参加。8月19日から26日の間、ロシアのハバロフスクで行われた遠征合宿に参加してきました。合宿メニューは、ロシアの高校生チームとの国際試合がメーン。ほとんどが身長180センチメートルを超える巨漢相手に戦ってきたとのことです。その結果は、全5試合を行って1勝3敗1分け。「ロシアの人たちは力や体格がすごく、世界は広いと感じました」と合宿で感じた想いを語った冨田君。「まだまだ努力しなければいけないということを実感しました」「世界一のゴールキーパーを目指したい」と、"世界"を体験してなおその眼差しは輝いていました。

鈴木会長から報告を聞いた種市市長は、冨田君の活躍を喜びながら「頑張ってほしい」と激励。鈴木会長はじめ三沢市アイスホッケー協会関係者へ「みんなで育てていきましょう」と呼び掛けていました。