三沢のおいしさが詰まった逸品の中から三沢空港の『空弁』が決定

 

9月1日、三沢市国際交流教育センターで、三沢空港振興会が主催する『空弁』審査会が行われました。

 

空港で販売するお弁当『空弁』。その土地の特色を生かした『空弁』は、日本各地の空港で人気を博しています。そこで、三沢空港振興会(事務局:市政策調整課)は、三沢市および周辺市町村の特色を生かした三沢空港ならではの『空弁』を製作するため、開発事業者を公募。6月末までの募集期間に5つの事業者が手を挙げ、7月からの約2カ月間、それぞれに試作を重ねてきました。そしてこの日に開催されたのが、各応募事業者が作る『空弁』の中から、1品を決める審査会。三沢空港振興会の会長を務める種市市長や三沢空港ターミナル株式会社および株式会社北海道エアシステム、三沢市観光協会、三沢空港利用促進期成会の代表者、小川原湖クイーンなどが審査員を務め、味・見た目・地域性・その他の4項目から審査を行いました。

開発事業者を伏せてテーブルに置かれた5つの弁当は、どれも三沢市の特産物を用い、趣向凝らした逸品ばかり。審査員たちは、弁当の外観や説明、味を何度も確かめながら「甲乙つけ難し」と言わんばかりに頭を悩ませていました。審査の結果、その中で最も高い得点を獲得したのは、三沢市内に3店舗を構えるパン店『カフェ マティエール イケザキ』の『MISAWA メンチカツバーガー弁当』。「三沢でしか味わえないお弁当」を目指し、やまざきポークのメンチカツを使ったハンバーガーをメーンに、バンズはもちろん、いろどり野菜のチーズタルトやマドレーヌの生地にもこだわったとのことです。審査結果発表の後、種市市長から空弁製作者の決定通知書を受け取ったカフェ マティエール イケザキの池崎さんは「三沢のうまいものやいいものと、代名詞であるアメリカを融合させるのに苦労しました。三沢のいいところをもっと知って、多くの人に来てほしい」と話していました。

今後、この弁当は三沢空港振興会などの意見を取り入れ改良しながら、パッケージなど準備を整え、早ければ年末の販売開始を目指しているとのことです。三沢のおいしさがいっぱい詰まった、三沢空港の『空弁』。ご期待ください!