交流の使命を担い、期待に胸ふくらませ、姉妹都市へ出発!

 

9月26日、三沢市国際交流教育センターで、10月に米国ウェナッチバレーへ派遣される姉妹都市友好親善使節団の認定証交付式と結団式が行われました。

 

世界初の太平洋無着陸横断飛行を成し遂げたミス・ビードル号を縁に、姉妹都市を締結した三沢市と米国ウェナッチバレーのウェナッチ・東ウェナッチ両市。その絆を深めるさまざまな交流事業の一つとして、友好親善使節団員の相互訪問は昭和57年から続けられています。中でも、昭和60年から加わった中学生大使の派遣は、今年で30年の節目を迎え、これまでに派遣した中高生は述べ242人。今回も、35人もの応募者から選抜された中高生13人が派遣されることとなりました。

最初に行われた交付式では、姉妹都市委員会の熊野会長が中高生大使13人と一般大使4人へ派遣認定証を交付。熊野委員長は中高生大使に友好親善使節団の経緯や意義などを伝え「多感な時期に海外訪問できることは貴重な経験であり幸せなこと。家族に感謝しながら悔いを残さないようたくさんのことを学び、たくさんの思い出を作ってきてほしい」と激励しました。続いて行われた結団式では、今回の親善使節団団長を務める米田副市長をはじめ、市議会議員や学校教員、市職員など大人親善団を含めた全団員22人が紹介され、各々「よろしくお願いします」とあいさつ。種市市長と小比類巻市議会議長の期待こもる激励に米田副市長が「将来にわたりさらに強固な絆が結ばれるよう交流を図ってきたい」と決意で応え、最後は使節団員全員が歴代受け継がれてきた横断幕に名前や決意のメッセージを書き込みました。親善使節団は10月2日に三沢市を出発し、3日から8日までウェナッチバレーに滞在。ホストファミリー宅にホームステイしながら博物館や学校を訪問し、日本文化も紹介しながら現地の人々と交流を深める予定です。今回派遣される中高生大使の一人、三沢高校2年の福田未歩さんは、初めての海外、初めてのウェナッチバレーへの期待に胸膨らませ「自分を成長させる旅にしたい」と話していました。