6年生が後輩たちと一緒に出場できる最後の野球大会。「中学に行っても頑張って」

 

10月11日と12日の2日間、楽天イーグルスボールパーク三沢(市民運動広場野球場)と上久保小学校グラウンドを会場に、『6年生壮行試合野球大会』が行われました。主催者である三沢市東部北部地区少年スポーツ親睦会は、来春小学校を卒業する野球少年・少女に「中学校に行っても頑張ってほしい」との想いを込めて、この大会を毎年開催。6年生と5年生以下の後輩たちが一緒に試合できる市内最後、特別な野球大会となっています。

今年は市内から5つの少年野球チームが出場。トーナメントを勝ち上がり決勝で対戦したのは、準決勝を7-0のコールド勝ちで制した岡三沢BBCと、昨年の覇者・はまなすクラブでした。試合は白熱した投手戦。1回裏に押し出しで先制点を挙げた岡三沢BBCは、その後も毎回好打を重ね、4回裏に1点を追加。2点を追うはまなすクラブは、なかなか打線がつながらず得点を挙げることができません。最後のチャンス・5回表の攻撃では、一矢報いるべく、1死から送りバントで3塁まで走者を進めるも残塁。1点を争う好ゲームは岡三沢BBCの勝利に終わりました。

岡三沢BBCチームの原動力となった4番キャッチャーの6年生・山根大智君は、今大会の最優秀選手賞を受賞。大会を振り返り「後輩たちと一緒に出場する最後の大会で優勝できてよかった。(後輩たちには)これからいろいろな試合があると思うけど、悔いの残らないようにしてほしい」とエールを送っていました。