自主防災会が自ら企画。大災害への意識高める講演会

 

10月19日、西花園町地区自主防災会が、同地区コミュニティ集会施設で防災講習会を開催しました。

 

町内会員のほぼすべてが加入する西花園町地区自主防災会では、毎年定期的に訓練を実施。東日本大震災や広島の土砂災害など、近年の大災害に対応するためには更なる意識啓発が必要と、市の『災害に強いまちづくり市民提案事業』を活用してこの講演会を開催しました。会場となった西花園町地区コミュニティ集会施設には、開始時間前から50人を超える町内の人々が来場。同地区町内会の山田会長が「災害は忘れた頃にやってきます。そのときのために学んでいただきたい」とあいさつし、講演会が始まりました。講師を務めたアップルウェザー取締役社長で気象予報士・防災士の吉田篤氏は、最近の大災害や災害が起こるメカニズムなどを解説し、どのような情報に注意しなければならないかを伝授。さらに三沢市のハザードマップから西花園町周辺にも土砂災害の危険個所が複数あることを示し、災害に対する日常から備えがいかに大切であるかを伝えていました。町内会の人々は身を乗り出し、資料を見ながら時折メモ。吉田氏の話を熱心に聴いていました。