格闘技の道進むきっかけとなった三沢市に感謝。「『三沢のよさ』伝えたい」

 

10月22日、小比類巻貴之氏が市長室を訪問。種市市長から三沢市観光大使に任命され、委嘱状とPR活動用の名刺を手渡されました。

 

小比類巻貴之氏は三沢市出身の元総合格闘家で36歳(22日時点)。中学・高校時は極真空手を学び、キックボクサーとしても活躍。『K-1 WORLD MAX 日本代表決定トーナメント』では史上最多の3度優勝を果たし、究極に自分を追い込む稽古をすることから『ミスターストイック』とも呼ばれていました。現在は、恵比寿にある自身の道場でキックボクシングと空手道を指導。三沢市でも『小比類巻道場』を開き、帰郷した際には指導を行っているとのことです。全国から集まる門下生を育てる中で「食が偏らず野菜をしっかり摂っている人は強い」と感じたという小比類巻氏。自身も、現役時代には三沢市のゴボウやニンニクをよく食べていたというエピソードを語りました。また、高校時代に初めて試合をしたのが米軍三沢基地内であり、「その試合があって格闘技の道が開きました。三沢出身でなければ自分は現在に至っていなかったかもしれません」と話し、三沢市への感謝の想いを伝えました。

三沢市観光大使は現在、元プロ野球選手の太田幸司氏やコミュニケーション・ディレクターの森本千絵氏など、三沢市に縁のある著名人5人が就任。それぞれの活動の中で、特産品や観光情報など三沢市のPRを支援していす。小比類巻氏は、内定を受けた今年6月11月から三沢市観光大使として活動中で、任期は平成29年3月31日まで。「友人や親交がある著名人などに『三沢のよさ』が詰まった観光大使の名刺を配りながら、三沢の魅力をより多くの人々に伝えたい」と今後の意気込みを語っていました。