まちづくりや地域活性化目指し集まったメンバー、事例を学び親交深める

 

10月25日、グランヒルつたやで、『東北まちづくりオフサイトミーティング三沢勉強会』が開催されました。

 

『東北まちづくりオフサイトミーティング』は、まちづくりや地域活性化に向けた人財育成を目指し、自治体職員や活動実践者が地域・職種・年齢などの領域を超えて自主的に集まった自己研鑚グループ。講師を招いた勉強会や、メンバーからの報告を中心としたミニ勉強会、イベントなどを定期的に開催するほか、ホームページやSNS等ITを活用した情報交換などの活動をしています。その第18回目となる勉強会が三沢市で開催され、同会メンバーを含め約70人が参加しました。

冒頭であいさつをした同会の後藤好邦代表は、平成21年に12人のメンバーから始まった会の成り立ちやコンセプト、活動内容などを紹介。また、「活動を支え、繰り返し参加してくれる人たちがいたお蔭で、活動を広げることができました」と感謝しました。さらに、この勉強会が「気付きと補完の場として大事」と伝え、「いろいろな人たちとつながることで『強み』を生かし、『弱み』を補っていただきたい。自分の可能性を広げてほしい」と、参加者に呼び掛けました。その後、八甲田山冬山ガイドのサイモン・ベルナルド氏が『人と人とをつなぐ懸け橋としての私の想い』と題して基調講演。SNSなどを活用した三沢基地内への情報発信や、東日本大震災被災地でのボランティア活動など「支援を必要としている人たちと支援したいアメリカ人をつなげる懸け橋」と例える自身の活動と、その中での感じた想いを伝えました。続いて、NPO法人ジュニアグローバルトレーニングスクールのインストラクターを務める青森公立大学3年の井上雄輔氏と、三沢市の有限会社ヒーローネット代表・五十嵐耕司氏がそれぞれ活動事例を発表。閉会後には交流会を開き、参加者同士、情報や意見を交わしながら親睦を深めていました。