障害者スポーツの全国大会に三沢市から唯一出場。「来年はメダル獲りたい」と意欲

11月1日から3日間にわたり長崎県で全国障害者スポーツ大会が開催され、三沢市からは唯一、浄法寺勇杜(はやと)さん(20歳)が陸上競技(少年の部)ソフトボール投げ種目に出場。11月10日、両親と共に市長室を訪れた勇杜さんが、種市市長へ報告しました。

2歳のときに心肺停止状態に陥り、一命は取り留めたものの重度の知的障害を持つこととなった勇杜さん。小さな頃から体が丈夫で、小中学校では野球チームに所属。七戸養護学校に通いながら障害者スポーツを始め、昨年初出場した青森県障害者スポーツ大会のソフトボール投げ種目で優勝。全国大会出場の切符をつかみ、今回62.01メートルの記録で5位の成績を収めました。勇杜さんは足も速く、今大会では100メートル走にも出場。「来年はメダルを獲りたい」と意欲を見せていました。