測定や体験、体を動かしながらの講演に健康づくりへの感心高める

 

11月22日、三沢市総合社会福祉センターで『みさわ健康フェア』が開催されました。

男女共に平均寿命が全国最下位の青森県。県内各自治体は「短命県返上」を掲げ、健康増進など事業を展開しています。三沢市でもこれまでに、さまざまな取り組みを行ってきましたが「今の健康状態を把握し、日頃の食生活や生活習慣を見直す機会にしてほしい」と、平成16年以来の総合的健康増進イベントを開催。会場には、生活習慣病やがん、自殺などの予防意識を高める各種展示物が設置され、上十三保健所、三沢市保健協力会、食生活改善推進員、精神保健福祉ボランティアさつき友の会など約60人が協力しました。

今回のポイントである血流測定(毛細血管観察)、血管年齢測定、姿勢測定のブースには、自身の健康状態を気に掛ける多くの人々が来場。また、八戸市出身で薬剤師ほか多彩な資格を持つ文武両道のカリスマ講師・長島寿恵氏が『聞くだけで10歳若返る!からだの調子がどんどんよくなる生き方・食べ方・動き方』と題して、自らの経験に基づく健康法や考え方などを講演しました。「薬だけに頼らず、諦めず、どうしたら少しでもよくなるか、自らいろいろなことを試して気付いていくことが大事。その積み重ねが介護予防や認知症予防につながります」と話した長島氏。すぐ若返って見えるだけでなく生活習慣病の予防にもつながる姿勢のポイントを伝授。簡単でできるツボやマッサージ、運動などについてもアドバイスし、「大事なのは日常生活です。簡単なことを一つでも続けてほしい」と伝えました。

その他にも、食生活改善推進員による減塩のための出汁試飲や健康レシピ試食を実施。来場者は各種測定や体を動かしながらの講演など、さまざまな催しを楽しみながら、健康づくりへの関心を高めていました。