「市の観光振興のために使ってほしい」

12月4日、株式会社 髙橋(三沢市新町)の代表取締役会長であり、一般社団法人 三沢市観光協会の顧問を務める髙橋博美氏が市長室を訪れ、市観光振興へと150万円を寄付しました。 

髙橋氏は、昭和62年から同協会の副会長を務め、平成17年に会長に就任。以降7年間、三沢市の観光振興に尽力し、会長職を退いた現在も顧問として貢献し続けています。また、これまでに2度、市へ多額の寄付をしており、市役所前や三沢空港、三沢駅、小川原湖畔の「玉代姫・勝世姫のこけし」設置などに役立てられているとのことです。そして今回さらに、私財から150万円を寄付。老朽化しつつある「こけし」の補修や三沢まつり御神輿渡御の衣装新調なども含め、「市の観光振興のために使っていただきたい」と種市市長へ目録を手渡しました。受け取った種市市長は、多額の寄付に深く感謝。「市活性化のために有効に役立てさせていただきます」と応えました。その後、種市市長と会談した髙橋氏は、「昔の人には生活の知恵があり、自然に対する畏敬の念がありました。科学が進む現在ではありますが、それでも自然の中で生かされている。こういう気持ちを大切にしてほしい」とその想いを語っていました。