三沢空港初の空弁に込められているのは、地元への愛情と熱意

12月19日、三沢空港2階の売店『スカイマート ビードル』で、三沢空港初の空弁『MISAWAメンチカツバーガー』の販売が始まりました。

 

三沢市だけでなく、青森県南・岩手県北地域に住む人々の"空の玄関"として活用されている三沢空港。市政策調整課に事務局を置く三沢空港振興会は、同施設のさらなる利用率向上を目指して、地域の特色を生かし空港で販売する弁当『空弁』の開発を企画。開発事業者を募り、9月の審査会で最も高評価を得た市内パン店『カフェマティエール イケザキ』さんの『MISAWAメンチカツバーガー』が販売されることに決定しました。メンチカツには三沢産ブランドの豚肉『やまざきポーク』を使い、バンズは冷めてもおいしさを保つよう生地を配合。また、販売開始に向けて、常温でも保てるようさらに内容を改良したとのことです。ソースとソース&チーズの2種類のバーガーに、彩り野菜のチーズタルト、青森りんごのマドレーヌ、地場産長いもジャーマンポテトの副菜3種を加えたレギュラーセットが『ファーストクラスサイズ』。そしてソースのバーガーに副菜1種を添えた軽食用の『エコノミークラスサイズ』も開発。検討重ねたパッケージやポスターなどPRグッズも完成し、満を持してこの日、2種類の空弁が販売開始となりました。

同弁当のこだわりは、三沢産のやまざきポークと長いも、青森県産りんごといった地元特産品を使っていることはもちろん、何より冷めてもおいしく食べられるよう、メンチカツにしてバンズなどに工夫を凝らしていること。次々と購入されていく空弁の補充に追われた『カフェマティエール イケザキ』オーナーの池崎孝太さんは、「アメリカ人の多い三沢の特性を生かし、今までにないハンバーガーのお弁当を作りたかったのが一番です。また、地元の特産品を使っており、青森県を堪能してもらえるお弁当になったと思います」と、販売開始を迎えた喜びを語っていました。