子どもの視点から市政や市議会を見つめ「自分の意見や提案を明確に伝えたい」

 

12月24日、三沢市役所で、『三沢市子ども議会』の議員認定書交付式が行われました。

 

この『子ども議会』は、子どもたちに議会制度への理解を求め、社会的視野を広げてもらおうと市が行うもので、前回は平成20年8月に市政施行50周年を記念した『小・中学校模擬議会』として開催。子ども議員となった児童が、実際の市議会議員と同様に議場で市政に対する一般質問を行い、市長や副市長、関係部長など市執行部からの答弁を求めます。今回は、公募により市内小学校の5・6年生9人が参加。1月9日の開催日を前に、この日、三沢市選挙管理委員会の河村幸利委員長から参加児童へ、「三沢市民のため大いに頑張って質問や意見を述べてくださることを期待します」と議員認定書が手渡されました。

その後、議場へ移動した児童たちは、議員席で市議会事務局職員から当日の説明を受けリハーサル。初めて入る議場に緊張しながら、予行練習を行いました。子ども議員となった児童の一人、岡三沢小学校6年の藤生彩愛(あやめ)さんは、駐車場の問題やケーブルテレビについての質問を考えているとのこと。「自分の意見や提案を伝えることで実現する可能性も見えてくるので、大事な機会だと思います。当日は噛まずに意見や提案を明確に伝えたいです」と意欲を見せていました。