地域を守る勇姿を披露し、新たな1年の防火・防災に士気高める

 

1月18日、消防出初式が開催されました。

消防団員および消防署員の士気高揚を図るとともに、地域住民と共に防火・防災への決意を新たにするため開催する消防出初式。今年も全17分団の消防団員320人と婦人防火クラブ、車両部隊の消防署員および消防・救急車両24台が参加。さらに、航空自衛隊第3航空団基地業務群施設隊消防小隊と米空軍第35戦闘航空団施設中隊消防小隊も特別に加わり、総合体育館周辺市道で観閲式が、公会堂小ホールで式典が行われました。

市道に整然と並んだ参加者の服装点検と車両の機械器具点検を観閲者である種市市長らが巡閲。続いて行われた分列行進では威風堂々とした姿を披露。沿道で観覧した地域の人々は、迅速かつ的確、団結した消防団員らの力強い姿に、きっと頼もしさや安心感を覚えたことでしょう。式典では、殉職消防隊員に黙とうを捧げ、退職消防団員10人へ市長感謝状を、勤続5年以上の功績顕著な団員18人へ消防団長表彰を授与。種市市長から代表の元副団長・澤村榮治郎さんへ、山本消防団長から同じく代表の第2分団員・柏崎政人さんへ、それぞれ表彰状などが手渡されました。種市市長は式辞の中で、消防団員ら参加者の弛まぬ努力や関係機関の協力に感謝。さらに「感謝の心と震災の記憶を決して忘れず、市民が安心して暮らせる災害にまちづくりを推進しなければならない」と改めて決意し、さらなる尽力を求めました。続いて葛西消防長が観閲式を講評。山本消防団長が訓示を述べました。山本団長は、それぞれ仕事や家庭を抱えながら市民を守るため日々献身的に消防活動へと励む消防団員たちの尽力に深く感謝。さらに「常日頃から体力技術の練磨に努め、消防精神の励精を図り、安全で住みよい地域づくりのため精進ください」と激励しました。