高齢者の生活脅かす問題に一致団結。理解深め意識高める

 

2月19日、三沢市老人クラブ連合会が、公会堂小ホールで『交通安全・防犯大会』を開催しました。

 

近年は交通事故や特殊詐欺など、特に高齢者の生活を脅かす問題が多発。そこで同会は、交通事故やさまざまな犯罪に巻き込まれないよう、会員が一堂に会し交通安全や防犯などへの認識を改め実践を誓う機会としてこの大会を毎年開催しています。会場には約250人の会員が集まり、市や三沢警察署、交通安全関係団体などが多数出席。交通事故犠牲者に対し黙とうを捧げ、主催者を代表してあいさつした西城毅会長は、大会の開催意義を述べ「交通安全や防犯への認識を新たにし、安全・安心のまちづくりに会員全員で頑張っていきたい」と意気込みを語りました。また、三沢警察署の山平純久署長が、高齢者を対象とした交通事故や特殊犯罪被害の現状を話し「この大会で聞いたことを家族や知り合いにも話し、有意義なものにしてほしい」と激励。同会を代表して高橋敏雄さんが「常に安全運転に努めます」「悪質商法など犯罪にに巻き込まれることのないよう努めます」など5箇条を声高らかに宣言しました。

大会宣言によって気持ちを新たにした参加者へ、青森県消費者生活センター相談員の坂本久美子さんや三沢警察署の松田晃和交通課長ら講師が、最近の特殊犯罪および交通事故の状況、そして被害に遭わないために注意すべきポイントなどを伝授。その後は、交通安全母の会による反射材ファッションショーやアトラクションを見て、参加者は楽しみながら交通安全や防犯に対する意識を高めていました。