「正しい交通ルール身に付けた大人になりたい」。祝福の門出で決意新たに

 

2月20日、三沢市警察署で三沢交通少年団第34期団員の退団式が行われました。

 

市内小学校に通う5・6年生で組織する三沢交通少年団は、小学校卒業までの2年間、交通安全に関するさまざまな活動を実施。交通安全を学びながら学校や家庭、地域へ呼び掛けています。今年度も交通安全決起大会に始まりパレードやポスター作成、もちつき会、各種研修・見学など活動を終え、この日は卒業を間近に控えた6年生団員30人の退団式。三沢交通少年団育成会や三沢警察署員、市、交通安全関連団体の代表者が見守る中、6年生団員23人と5年生団員24人が出席しました。

交通少年団育成会の三浦和英会長は、卒業する6年生団員と共にしてきた活動を振り返り、感謝。さらに「卒業しても交通安全の意識とたくさんの人が交通安全・防犯のために活動していることを忘れないでほしい」と伝えました。また、6年生団員の名前を一人ひとり読み上げ、記念品を贈呈。会場が祝福の拍手で包まれる中、代表して受け取った岡三沢小学校6年のキャロル ケイトリン茉莉さんが退団の言葉を述べました。先輩や先生に言われるままだった入団時を思い出し、今では後輩の面倒を見られるようになり、交通事故を防ぐためのいろいろな活動を知ったというキャロルさん。「これから交通少年団を退団しても、交通事故に遭わないよう気を付け、正しい交通ルールを身に付けた大人になりたい」と力強く伝えていました。