長年続く創意工夫の募金活動は、日米の理解を深め絆を強く

3月13日、三沢市国際交流教育センターで、米軍三沢基地による赤い羽根共同募金贈呈のセレモニーが行われました。

米軍三沢基地では、1959年から基地全体で赤い羽根共同募金活動に協力。集まった多額の募金を、三沢市共同募金委員会に寄付し続けています。昨年までの総額は約8,608万円で、青森県内随一。これらのお金は、三沢市はもちろん青森県内の福祉事業や災害復興など広く地域のために役立てられているとのことです。そして、今年も米軍三沢基地内の全部隊とその家族、団体、小学校などが参加。サイレントオークションやボウリングマラソン、ケーキ販売など、それぞれ創意工夫こらした募金活動を、1月から2月にかけて実施しました。その結果197万1,878円もの募金が集まり、この日、同基地のティモシー J.サンドヴァル司令官から三沢市共同募金委員会の沼田石会長へ目録プレートを贈呈。同会からは感謝の証として、多額の募金を集めた部隊、団体、小学校、募金活動の準備・支援した米軍担当委員官へトロフィーや盾が贈られました。サンドヴァル司令官はあいさつの中で、赤い羽根共同募金の活動は大変重要と伝え、三沢市および青森県共同募金会の日頃からの協力に感謝。「三沢での募金活動は、日米両市民の理解と友好関係を深め、絆をさらに強くすることにつながる」と話し、米軍三沢基地としての赤い羽根募金活動継続に意欲を見せていました。