圏域市町村が連携。住民生活の向上を図り、新たに協定を締結

 

3月27日、十和田市民交流プラザで上十三・十和田湖広域定住自立圏市町村長会議が開催され、三沢市の種市市長と十和田市の小山田市長をはじめ圏域内10市町村の首長が出席しました。

 

今回の議案は、圏域市町村の連携事業『共生ビジョン』の進捗状況と変更案について。事務局はまず、市町村長へ協定締結後に始めた新規事業の進捗状況を説明。その後、十和田市と秋田県小坂町を結ぶ簡易水道共同利用の研究・検討に関する事業化に向けた記載内容の変更、および消費生活相談事業に係る取り組み内容の追加記載の変更案2件を説明し、意見を求めました。消費生活相談事業については、複雑・多様化する相談に対応するため、平成27年4月から圏域10市町村のうち8市町村の相談業務を十和田市または三沢市に集約。十和田市・七戸町・六戸町の相談は十和田市消費生活センターで、三沢市・野辺地町・横浜町・東北町・六ヶ所村は三沢市消費生活センターで受け付けることになります。事務局の説明には2月19日開催の懇談会で有識者等委員から了承を得たことも申し添えられ、各市町村長も同意。会議後、調印式が開かれ『簡易水道施設の共同利用に係る協定』および『消費生活相談業務に係る協定』が締結されました。協定締結を終え、2中心市の市長があいさつ。十和田市の小山田市長は「これからも圏域内自治体内一緒になって地方創生に向け頑張っていきたい」と話し、三沢市の種市市長も「新たな連携をつくり積み重ねながら、圏域の住民生活や魅力の向上図り結束し取り組んでいきたい」と意気込みを語りました。