ジャパンデー2015が三沢基地内で開催されました

 

 

 

4月11日、三沢基地内の下士官クラブで『ジャパンデー2015』が開催されました。
 
 海外から赴任してきた米軍人などに日本の文化を感じてほしいとの想いから行われているこのイベントは、今年で28回目を迎えます。
 三沢国際クラブが主催となり市内外の団体に協力を呼び掛けたところ、56団体約680名のボランティアが集まり日本文化を披露。書道、茶道、琴、ねぶたの絵付け、着物の着付け、座禅、詩吟...などが紹介され、米国人など約3千人が来場しました。ゴムをラーメンに見立てて箸の使い方を教えていた工藤朝彦さんは、「箸の文化を世界に広げ、箸の使い方の技術を競うワールドカップを開きたい」と意気込みを語っていました。

 また、三沢国際クラブと基地関係者が岩手県釜石市で行ったミニ・アメリカンデーなどの復興支援活動をきっかけに交流している、岩手県立釜石商工高等学校の15名生徒たちが今回初参加。虎柄の衣装を身にまとい釜石市伝統の『虎舞』を演じました。釜石市国際交流協会の山﨑達美さんは「このような規模で行っている国際交流活動に協力できて嬉しい」と語っていました。

 

  国際交流や文化の交流と銘打ち実施されたこのイベントを支えていたのは熱い想いで活動するボランティアの人たち。日本人も外国人も互いに笑顔の1日となっていました。