青少年健全育成を目的とした格闘技・音楽の融合イベント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月10日、三沢市武道館で第3回小比類巻道場青森県大会が開催されました。
 この大会は、平成26年4月から三沢市観光大使を務めている小比類巻貴之さん(37)が主宰する小比類巻道場三沢支部が開催したもの。これまでの大会に引き続き、格闘技と音楽の融合イベントとして開催されています。

 会場には、普段見ることができない本格的な格闘技が見られるとあって、市内外から多くの観客が駆けつけました。

 キッズの試合では、出場選手の試合に臨む眼差しは真剣そのもの。白熱した試合に会場からは大きな歓声が上がりました。

 キックボクシングやボクシングの試合では、どの試合も白熱した選手同士の対戦。選手の素晴らしい動き、技に合わせて会場からは大きな歓声が上がります。また劣勢になった選手には、「頑張れ!」「下がるな!」と声が上がり、会場が一体となった盛り上がりがありました。

 またライブには、三沢市出身のアーティストKEN-RYWさん、三沢市を中心に活動しているバンド『BAD ASS inc.』。ダンスには三沢市のSWANバレエダンサーズ、ダンスグループ『男魅突』(だんみつ)が参加。大会の途中には、子どもから大人までがキックを体験できるコーナーや謎の覆面「ミサワマン」が会場の挑戦者と試合を行うなど、会場からは大きな歓声が上がります。

 テーマを「お互いを認め合う場」と設定している今大会では、いじめの撲滅など、青少年の健全育成を目的にしています。そのため、毎試合後のインタビューでは、試合後の選手に「誰に感謝を伝えたいですか?」と質問。選手は、道場の師範や仲間、親を挙げ、感謝のなかで今があるということを再確認。

 そして、大会のレフリーを務めた小比類巻貴之さんは、「感謝の積み重ねがいじめや差別を無くすると信じている。そして挑戦することの重要性を格闘技をとおして知ってもらいたい」とコメント。対馬支部長は「三沢を盛り上げるためにも、これからも継続してイベントを開催したい」と抱負を語りました。

試合結果

キックボクシング/キッズ (1.5min/2R)

第1試合
○後藤駿(小比類巻道場弘前支部)
 判定
●奈良岡徹咲(恩田道場)

 

第2試合
○大川夏生(小比類巻道場弘前支部)
 1R TKO
●山谷陽太(恩田道場)

 

第3試合
●武田波陸人(小比類巻道場弘前支部)
 判定
○渡辺鉄生(恩田道場)

ボクシングエキシビジョンマッチ (2min/2R)

堀川 偉貴(三沢ボクシングクラブ)
 VS
佐々木 しょうご(三沢ボクシングクラブ)

ボクシング (2min/2R)

第1試合
○Takamitu(EBG)
 判定
●鶴飼 寿明(三沢ボクシングクラブ)

 

第2試合
○Alex Jones(EBG)
 判定
●石井 克樹(三沢ボクシングクラブ) 


キックボクシング 一般男子 (2min/2R)

第1試合

●中里 隆太(パラエストラ八戸)
 判定
○菊池 正幸(無所属)

 

第2試合
○翔(小比類巻道場三沢支部)
 判定(延長1R)
●榎本 紘己(パラエストラ八戸)

  

第3試合

●類家 駿(小比類巻道場三沢支部)
 1R TKO
○廣木 美隆(顕伸会)

 

第4試合
●拳斗(所属:K-1 GYM EBISU 小比類巻道場)
 判定(延長1R)
○野村 優(小比類巻道場弘前支部)

キックボクシングエキシビジョンマッチ (2min/2R)

青津 潤平

(元J-NETWORKライト級暫定王者/K-1 GYM EBISU 小比類巻道場)
 VS
浦林 幹  

(初代J-NETWORKバンタム級王者/K-1 GYM EBISU 小比類巻道場)