新産業の育成を目指し、創業を支援する中核施設が完成

 

 

7月27日、三沢市千代田町において市が運営する『三沢市新産業創造支援センター』の落成式が行われました。

 

地域産業の振興を目指し、高度な技術を有する研究開発型企業および新商品開発事業を展開する企業を支援・育成するため、市は『三沢市新産業創造支援センター』の整備を計画。平成27年3月16日に旧青森県立八戸工科学院三沢校の土地建物を青森県から購入し、約4ヶ月間の改修を経て同センターを開設しました。

土地・建物の購入と改修費用の合計は2億1322万円。敷地面積は7,108.33平方メートル(約2,150坪)、建物は鉄筋コンクリート2階建ての本館(延床面積1,186.17平方メートル)と鉄骨造りの実験棟(479.88平方メートル)。本館1階には市関連団体が入居するスペースと4つの会議室、2階には5つの研究室を設置。研究室にはテーブルや椅子が完備されているほか、ドラフトチャンバー(研究用局所排気装置)を備えた部屋もあり、研究・開発を支援する施設となっています。

現在、入居を希望する企業を公募しており、審査を経て8月中に入居企業を決定する予定。市担当者は、新産業の芽がここから生まれ、起業そして市民の雇用拡大へとつながることに期待を寄せていました。