さまざまな経験を糧に生徒は成長

 

 

8月21日、三沢商業高校体育館で開催された『全国大会表彰式・報告会』において、同校野球部が甲子園出場の結果を報告しました。

 

始業式後に開催された同報告会には、生徒約600人が出席。小笠原部長、浪岡監督とともに制服姿で登壇した野球部員は、 一人づつ甲子園に出場した感想や応援に対する感謝を述べました。浪岡監督は、今後は高校全体の活躍のために応援してほしいと生徒らに呼び掛け。試合結果を報告する際、「試合は5対3で負けましたが・・・」(本当は15対3で敗戦)とジョークを飛ばすと、生徒たちの間から笑いがおこり会場は和んだ空気に包まれました。

鎌本憲主将は「甲子園での試合は悔しかったが、地域の方々が温かく迎えてくれてホッとした。後輩たちは甲子園出場ではなく甲子園での勝利を目標にして欲しい」と述べ、重圧のなか戦い抜いた試合を振り返るとともに後輩たちへアドバイス。青森県公立高校で初めて本塁打を打った冨田日南登選手は、「(ホームランは)気持ちが良かった。大学でも野球は続けるので甲子園での緊張感は生かせると思う。練習から緊張感をもってやりたい」と、将来の野球生活に生きる貴重な経験を得たようでした。