都会育ちの生徒が味わうワクワク・ドキドキの農業体験

 

9月4日、市民の森屋内ゲートボール場で、三沢市グリーンツーリズム推進協議会が主催する『初芝富田林高校農業体験修学旅行入村式』が行われました。

 

農業体験学習を行う修学旅行を受け入れることで、生徒たちに三沢市および農業への理解を深めてもらおうと平成6年度から同協議会が実施するこの事業は21回目。今回を含めこれまで受け入れた生徒数は1,881人(初芝富田林高校のみだと1,755人)、受け入れ農家戸数は述べ545戸(同505戸)に上ります。大阪府富田林市にある学校法人大阪初芝学園初芝富田林高校は、平成8年から20年間にわたり毎年三沢市を訪問。今年も同校2学年の2クラス計72人(男子32人、女子40人)が市内農家22戸に分かれて、2泊3日のファームステイをしながら農業体験や農家の暮らしぶりを学びました。入村式では同協議会の赤沼会長が「わからないことがあれば積極的に聞いてください。そして自分の中に記憶として留めて欲しい」と、農家との交流が生徒たちにとって良い思い出になることを願いあいさつ。学級代表を務める山本さんは「初めての農業体験で緊張していますが、一生懸命頑張ります」と述べ、これから待ち受ける未知の体験に胸を躍らせていました。